Harveyとの違い

HarveyとNomarisは 使う人が違います

Harveyは米国の法務AIです。法律事務所の弁護士と大企業の法務部員がライセンスを持って使い、WordやOutlookの中での作業、数万件の文書の一括レビュー、英米の判例の調査に向いています。

Nomarisは、法務部がない会社や担当者が少ない会社が、日本の契約を頼むための窓口です。Slackやメールで頼むと、日本法の照合から修正済みのWord、電子署名での締結までをNomarisが進めます。

最終更新 2026年10月24日

比較

同じ項目で並べると

主に使う人

Harvey
法律事務所の弁護士と、大企業の法務部員。社内の依頼者は、2026年10月に発表されたIntakeから席を持たずに依頼できる
Nomaris
法務部がない会社や担当者が少ない会社の担当者・経営者。Slack・Teams・メールから頼める

始め方

Harvey
料金表は公開されておらず、導入は問い合わせから
Nomaris
料金を公開しており、自分で申し込める。14日間の無料期間がある

日本法の情報

Harvey
Legalscapeとの提携で提供する予定。国内の利用者向けは2027年初頭以降の予定(2026年10月の発表)
Nomaris
条文はe-Govの法令データで原文と照合する。日本の判例から論点と代表判例を引く

日本の拠点

Harvey
東京オフィスを2027年初頭に開く予定(2026年10月12日の発表)
Nomaris
日本の会社(株式会社Laplas)が日本語で提供する

保管と処理の場所

Harvey
米国・EU(スイス)・オーストラリアから選べる
Nomaris
保存は日本(東京)。AIの処理は米国で、学習に使われない設定

締結まで

Harvey
電子署名は持たず、Docusignと連携して署名へ回す(2026年10月)
Nomaris
電子署名を備え、取引先の確認から締結、締結版の保管まで1か所で進む

Wordでの作業

Harvey
WordとOutlookのアドインで、変更履歴として提案を受ける
Nomaris
アドインはない。変更履歴を入れたWordファイルで返す

大量の文書

Harvey
1つの保管庫に10万件まで入り、数百件をまとめてレビューできる
Nomaris
1社5,000件まで。契約を横に並べる分析は、プランごとに契約数と列数に上限がある

英米法の調査

Harvey
米国の判例データとLexisNexisの連携がある
Nomaris
米国・EUの法令も扱うが、調べられる範囲はHarveyより狭い

Harveyの内容は、2026年10月23日時点で同社が公開していた製品ページと発表によります。HarveyはHarvey社の商標です。Nomarisは同社と関係ありません。

出典:Harvey Intake/Legalscape提携/東京オフィスの発表/Harvey Security/Harveyのコネクタ/Harvey Vault

向き不向き

Harveyが向く会社とNomarisが向く会社

Harveyが向く会社

社内に弁護士や法務部員が複数いて、Wordの中で自分たちがレビューする。英文の契約や海外の案件が多く、数千件の文書をまとめて調べる仕事がある。

Nomarisが向く会社

法務部がない、または担当者が一人。日本の会社との契約が中心で、Slackやメールで頼んで、修正済みのWordと締結までを任せたい。料金を見てから自分で始めたい。

併用

両方を使う場合

海外の案件はHarvey、日本の会社との日常の契約はNomaris、という分け方ができます。

Nomarisは受け取ったWordを変更履歴で直して返すので、Harveyで作った英文の案をNomarisに送り、日本法の観点を足すこともできます。

よくある質問

Harveyは日本法に対応していますか

Harveyの日本法の情報は、Legalscapeとの提携で提供される予定です。Legalscapeの発表では、国内の利用者向けの提供は2027年初頭以降の予定とされています(2026年10月2日)。

参考:Legalscapeの発表

NomarisはHarveyの代わりになりますか

同じ仕事の代わりにはなりません。Harveyは弁護士や法務部員が使う道具で、Nomarisは法務部のない会社が頼む窓口です。英米法の調査や数万件の文書の一括レビューが中心ならHarvey、日本の会社との契約を頼んで締結まで進めたいならNomarisが合います。

比べた内容はいつの情報ですか

Harveyの内容は、2026年10月23日時点で同社が公開していた製品ページ・ブログ・発表によります。出典は表の下に並べています。製品は更新されるため、最新の内容はHarveyのサイトでご確認ください。

日本の契約を 任せたい方へ

貴社の契約書の件数と種類を伺えれば、Nomarisが合うかどうかを正直にお伝えします。

AIによる分析は法務業務を補助するものであり、最終的な法的判断ではありません